タイプフェース・イマジン-吉田佳広の素敵な仕事

『マップ紀行-おくのほそ道』 ―――月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ馬の口をとらえて老をむかふる物は、日々旅にして、旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいづれの年よりか、片雲の風に…Read More

高良眞木の”径(みち)”と”日月(じつげつ)”

 平成23(2011)年に80歳で亡くなった高良眞木は、油彩画「土」が洲之内コレクションに入っていて、昭和46(1971)年、48(1973)年には現代画廊で個展も開かれている。だからなのか、彼女のことを洲之内徹によって…Read More

奇跡を生きる人たちに出会う旅

夏が来ると、カリブの海を夢見る。アメリカ大陸の北と南を分けるカリブの海へ行ってみたいと、ずっと思っている。とりわけ、メキシコ湾流の南側、ヘミングウェイがカジキと格闘したキューバの海へ。そして陽が傾いたら、海から上がってハ…Read More

山中貞雄の冒険-夭折の巨匠覚書 前編

 山中貞雄は、溝口健二、黒澤明、小津安二郎といった日本映画の巨匠たちとほぼ同時代人の映画監督だが、その名は彼らほど一般には知られていない。知名度だけではなく、今日観ることのできる作品もわずか3作と少ない。だが彼は、日本映…Read More