石笑 辛一

老いたり。されど、日々是好日

ハノイの漢方薬舗イメージ画像


 今回の一服本。

病はケから 老けない体と心の作り方』(小林一広:幻冬舎 2014/8/27))

病気は才能』(おのころ心平:かんき出版2011/9/22)

薬が病気をつくる ~薬に頼らずに健康で長生きする方法』(宇多川久美子:あさ出版2014/4/24)

 あい変らずの「ケンコーおたく」ぶりだが、じつは、口ほどにマジメではなく、かなりいい加減。ヒトは神でも悪魔でもなく、万物の霊長でもなくて、ヘビ・蚊・小鳥・タツノオトシゴ・まんぼうと同じ生き物とちゃいますやろか?

 77歳になって、やっとワカッてきたことあり。
・文明はヒトを家畜化する。
・人類の残り時間は2分30秒。
・未来は昆虫が王様。
・食糧難を救うのも昆虫食。

 長生きしたかったら医療とかかわるな。どうせ死ぬのなら、ガンがいい。ガンは敵ではない。ボケも天の配済だ。
 「若さ」に代わる価値観、ソレは「粋」。

 未だによくワカラないコト・モノ・ヒト。
・死んだらどうなるか? トラは皮を残すが、ヒトは金歯ぐらいか。
・カラスや象は、死に場所を秘している。ヒトも至る所に青山あり。「のたれ死」もよいではないか。
・インド人は人生を「学生期」「家住期」「林住期」に分け、その後は「遊行期」としている。つまり、行方不明となる。

「目に見えない世界をもっと信じよう」と、水木しげる。
「誰もみな、生ずるを知らず、住み家もなし、帰らばもとの土になるべし」と、一休禅師。
「災難に遭ったら遭うがよかろう、死ぬ時節には死ぬがよかろう」と、良寛和尚。

岩波文庫『養生訓・和俗童子訓』表紙画像

柏原益軒『養生訓・和俗童子訓』(岩波文庫)

 加えて、
「およそ人の楽しむべき事三あり。一には、身に道を行い、ひが事なくして、善を楽しむにあり。ニには、身に病なくして、快く楽しむにあり。三には、命長くして、久しく楽しむにあり。富貴にしてもこの三の楽なければ、真の楽しみなし。故に、富貴はこの三楽の内にあらず。もし心に善を楽しまず、又、養生の道を知らずして、身の病多く、其のはては短命なる人は、この三楽を得ず。人となりて、この三楽を得る計(はかりごと)なくんばあるべからず。この三楽なくんば、いかなる大富貴をきはむとも、益なかるべし。」と、これは貝原益軒。

われ老いて、多くの師あり。