石笑 辛一

笑いの免疫学―笑いの「治癒革命」最前線

笑いの免疫学―笑いの「治癒革命」最前線
<奇跡のパワー ガンも糖尿病もアトピーも消えていく 
21世紀医療の中心は「笑いの医療」だ!>船瀬俊介・著;花伝社2006年7月刊

この本は前回と同じく、怒りの書である。
「この50年間で、抗がん剤・放射線療法で殺されたガン患者数の総計は、アウシュビッツ収容所の大量虐殺数をはるかに上回ると云っても過言ではない」と著者は勇気をふるって告発する。同時に、この本は希望の書でもある。ガンも糖尿病もアトピーも、ほとんどの難病が、薬と手術に頼らずとも、消えてゆく、治ってゆく治療法が発見された。それは安全で副作用がなくカネもかからない。そんな魔法めいたもんがあるかいな?

ある、ある、その名は「ラーフィング」つまり”笑い”である。21世紀の医療の中心は「笑いの医療」だ!諸君、もう、しかめ面はやめようヨ。笑っている場合じゃないって? いや、だからこそ、タモリみたいに、「笑っていいとも、輪!」。

笑いを、昔の人は”和来”と云ったし、神代の昔から、天の岩戸にお隠れになった、アマテラスオオミカミを、このままでは天地が暗いままなので、その秘策として、アメノウメズノミコに裸踊りさせて、八百万(やおろず)の神々たちを大いに笑わせ沸かせたところ、効果てきめん、再び姿をあらわしたという日本神話を思い出してほしい。古代から、少なくとも江戸時代までのニホン人は、かくも陽気でおおらかだったのだが……。

この書を読み通せば、前回と同様、モリモリ・リンリンとイキるちからが沸くこと受け合い。もしこの2冊を読んでも、楽しい気分になれないとしたら、あなたは、ホントウに末期。しかし、コレだけは云い伝えたい。

  1. 大病院・医者から抗がん剤かメスか放射線しかナイと云われたら、ノーと云え。
  2. 他にも代替医療、クスリや手術にたよらず治す医師・医療法があること。
  3. ナニよりも、医者やクスリが治すのではナイ、”体に内在する治る力=癒やすちから”であることをよくキモに銘じてほしい。

かく申すボクなどは、むろん医者でもナイ、生来多患多病ゆえ、人一倍ケンコー問題に敏感なだけだが、68歳になった時点で大転回が起きた……。
(一) 病気は悪でナイ。(治してはいけない病気もアル!)
(二) 悩むことも悪でナイ。(苦労は×。もっと本質的な”苦悩”を、毒を持て)
(三) 老いは、たんなる若さより、グーッ。
(四) 死ぬこと、老いること(ボケも含む)は人間の自然現象だと思う。

ようになりにけり。老人はヨボヨボでいいのです。またタタミの上で大往生なんてではなく、犬死にでも、どんな死に方もいいのです。
くりかえすと、自分の人生だから、死に方も、医者・大病院/クスリ・延命づけには「ノー」と云い、自分なりに死ねばいいと思います。エッ、あまりの暗いイメージ・ビジョン? いえいえ、ボクがほんとうに云いたいポイントは、モーツアルトの音楽と手紙と古典落語やジョークの本に笑いころげて、酒は毎日呑み、そうそう、カメラぶら下げて花木観察記録、笑死千万也。