海野 清

午前一時に

「本日休館」第2号(2007夏)をお届けします。

「すべての人に不満であり、また私自身にも不満である。今や夜の静寂と孤独との中にあって、私は自らを償い、多少の誇りを取り戻したいと願う。私がむかし愛した人々の魂よ、私が嘗て歌った人々の魂よ、私を強くし、私の弱さを支え、世の一切の腐敗した臭気と虚偽とを私から遠ざけてほしい。そして爾、我が神よ、私が人間のうちの末の末なる者ではなく、私の卑しむ人たちよりも尚劣った者ではないことを自らに証するために、せめて数行の美しい詩句を生み出せるよう、願わくは慈悲を垂れ給え。」
-ボードレール『パリの憂愁』(福永武彦訳)より

第1号の時にもお知らせしましたが、「本日休館」は友人・知人、そのまた友人・知人たちによる投稿によって成立している「小さなメディア」です。
トラジロー・ナカノ(石笑辛一)さんの文章第1号と重なっている部分が多少あります。堀井彰さんは、前回とはテーマをガラッと変えてきました。多分、これが堀井さんの「核」となる問題なのだろうと思います。築地さんの、なにげない振る舞いは「お茶農家のおやじさん」そのものになってきたように感じます。彼のお母さんは「和紙漉き」もできる方で、冬号あたりには是非、紹介していただきたいと思っています。今回から『洲之内徹の言葉』を追加しました。私にこんなホーム・ページを作らせている《もと》は多分、「洲之内徹の言葉」なのです。年4回の更新を予定しています。次回は10月頃になります。では、それまで、ごきげんよう。

静岡市駿河区/うんの きよし