石笑 辛一

七六歳になってわかったこと

篠田桃紅『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』(幻冬社・刊)表紙写真

篠田桃紅『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』(幻冬社;2015年)表紙



一、三日坊主でいい・・・がんばらない。好きなことはつづける。

二、素人であれ・・・何でも少しずつ広く楽しむ(浅学非才)。

三、三かんと三休・・・関心は広く、感動は強く、感謝は深く。ハシ休め=一気に食べ呑まないスローフード。骨休め=眠れなくても体を横にする。気休め=ドンマイドンマイ、ケセラセラ。

四、温故知新・・・古典は新しい。なまじの人生論より「徒然草」「枕草子」「イソップ物語」。一期一会=袖すり合うのも他生の縁。喫茶去(きっさこ)=お茶でもご一緒に如何?

五、大人こそ、大人のための・・・大人も昔は子どもだった! もっと絵本を=いわむらかずお長新太。もっと伝記を=アンネ・フランクオードリー・ヘップバーンやなせたかしは偉人。もっと図鑑を=正面から写した鳥・魚の顔(または描けますか?)・コケ・かび・きのこ・フンころ虫・プランクトン・くらげ。

六、人付合いのススメ・・・付かず、離れず。糸は赤くなくていい。糸は半分でいい(絆)。断=嫌われることを恐れない。捨=別れることを恐れない。離=×分別心・自利自慢・オレがオレが。○We・われら・Let It Be・Let It Go。

七、学ぶ・・・・学ぶよりマネる。習う=習うより慣れる。ヘタがいい、ヘタでいい。入れる=より多く出す(デトックス)。タメ込まない。する=より「しない」生活、ヘタに。考えるより=より体を動かす(寝たきりになっても運動不足にならない方法がある)。

八、生きる目的・意味を・・・求めすぎない=サトリとは「差を取る」?(自―他、自―社会・自然)。ZENとは=チカラ抜いてカラッポになる?(脱力・無心) YOGAとは=バランス感覚、陰と陽、一物全体(トータル・バランス)、コントロール・自制力・一体感・カラを破り歓喜、聖悦へ! TAOとは=謙虚・平等心→フイゴ人間になる。

九、完全な健康もなく、治らぬ病もない・・・ガンは善、ボケは天の配済。人間は神でもなく、悪魔でもない。人間はさみしく、かなしい存在也。が、ひとりぼっちでもなく、つながっている。Alone=all is one。人は皆、例外者。みんな違っているからいい。

一〇、死ぬって、衣を脱ぎ替えること……そして死ぬ瞬間から140億年前のビックバンへ、グレート・ジャーニーし、再び大地へ。

これが人生か(C’est la vie?)。よし、もう一度!