築地 政男

”休日は茶畑で”-手作り味噌 大豆も自家栽培へ

大豆栽培に向けて扱いだ茶畑の画像

大豆栽培に向けて扱いだ茶畑



 我が家では、緑茶・蕎麦とともに味噌も自家製です。
売る程の量ではありませんが、親戚や知人に贈答で上げると喜んでくださる方もいますので、なかなか止められません。
 味噌づくりは父がしていましたが、亡くなったあと母が教えてくれ、叔父の力も借りて緑茶同様続けてこられました。ただ、主原料の大豆はずっと買ってきていました。でも、このところ大豆の値は年々高騰し、今や昨年の2倍近い異常価格になっています。そこで、文字通りの手前味噌にするために大豆も何とか自家栽培できないかと思い、茶園の一部を大豆栽培の畑に転換することに決めました。

 緑茶作りはここ2年続きの寒害で、収量、販売量とも落ち込んでいます。茶工場に隣接するところの茶園がいつも寒害に遭い、栽培管理に苦労してきました。収穫の時にも妻以外の手伝い手がなくて困ることもあり、一度は当サイト館主の海野さんに応援に来て頂いてます。
 加えてこの夏の、自分自身の身体の変調などもあったので、茶園の縮小を考えるようになっていたところでした。

 茶樹は、新茶の収穫を終えてもその後何回も新芽が出てきては伸びます。ですから、翌年の収穫で古い茶葉が混じらずに新茶のみ摘採できるようにするため「均(なら)し刈り」という作業をします。大豆栽培に転換しようと決めた部分はこの「均し刈り」をせず、そのままにして伸ばしました。手伝ってくれた叔父には「なんだ、もったいないな」とつぶやいているのが聞こえましたが、この先を考えると、茶園管理だけで夏の休日の8割を使っている現状を変えていかなければ、家庭サービスや自分の休養日もままならないので仕方ありません。

 茶樹を扱(こ)ぐのにチェーンブロックを使って少しずつ進める方もいますが、近所に重機のユンボを使って1日で終わらせられる方がいて、相談したところ「今は忙しいので、出来そうになったら連絡します。」との返事でした。
 それでは事前にと、重機搬入して扱ぐ箇所を、剪枝機で幅2メートル、茶樹の両側と頭をなるべく深く切り落とし、軽トラックの荷台の両側に1枚ずつコンパネを立てて、借りている玉葱用の畑に搬出するように準備していたところ、9月21日(日)が空けられると連絡がありました。その日は別の予定があったのですが何とかやり繰りしてその日でお願いしました。

 当日は台風16号の影響もなく晴天。暑さも真夏ほどではなく、重機の作業はお昼少し前に終了。その後、私の運搬作業は昼休みを挟んで8往復し、3時半で終了しました。
 茶畑は酸性土壌と言われます。なので、土壌改良を施して、来年7月には大豆の種まきができるようにしてゆきたいと思っています。収量は未知数なので、2年後を目途に自家製大豆での味噌作り、更にその先には豆腐作りもできたらなあと、ささやかな目標を立てている今日この頃です。