築地 政男

“休日は茶畑で”-玉葱の収穫

茶畑イメージ画像


11年目を迎えた緑茶は、4月中旬、連日の凍霜害に遭い、昨年に比べて3割減産の結果に終わりました。それでも3割に止まったのは、急傾斜の茶園がかろうじて被害を免れたからでした。これまでにも3回くらいは経験したように記憶していますが、今年が最も被害が大きかったと感じています。

出勤途上、5キロ下って道路沿いにある茶園が被害にあっているのを見たのは初めてのことでした。その光景が今回の被害を象徴していたと思います。皮肉なことに、我が家の茶園が被害に遭うところは茶工場の横で、茶園管理に一番容易なところです。

5年前と今年を売上で比較すると約半分です。いくつか原因がありますが、一人当たりの購入量が減ってきていることが最大の原因で、年齢層も私より高い方がほとんどです。一世帯の家族数は減っていることも間接的に聞いたこともありますし、その傾向は拍車がかかっていくのだろうと思います。

茶園を減らしてきたこと、販売に協力して頂いた複数の方々もそれぞれの事情で縁が切れてしまいましたが、緑茶以外の農産物の栽培技術を覚えていくためには、転機を迎えたということでしょうか。売るほどの量を作るから苦しむのではないか、多品種を楽しんで半自給的にすることにシフトを変えて、肩の力を抜いてみたらいいのではないだろうか。

初めて作った玉葱の収穫は6月に妻と母と3人で行ってきました。今は自宅西側の軒下に吊るして、少しずつ使っています。夏にできるだろう「かぼちゃ」で秋にはポタージュを作るつもりです。

茎葉が倒れても青みが残ってしまった玉葱の画像

追肥したため、茎葉が倒れても青みが残ってしまった玉葱

ところで、みなさんは玉葱の収穫の目安をご存知ですか? 私は知りませんでした。それは「茎葉」が倒れ茶色に枯れて来た時だそうです。でも、私の場合はやっと「茎葉」が倒れても、全体的に青みが残っていたのです(右写真)。
収穫して自宅に運んで来た時ちょうど叔父が立ち寄り、玉葱を見るとすぐに、「肥料の追肥を2月もしたのではないか」と聞かれました。確かに1月で終りにしたほうがいいと言われたことがありましたが、日当たりも悪いところなので、つい成長を心配して2月にも追肥してしまったのです。その結果、窒素が多くなり、なかなか茎が倒れず、色も茶色になりきれなかったようです。

でも、生食でオニオンスライスに「酢」「しょうゆと」と「おかか」をかけて食べてみると、辛さも少なくて、噛んでいると甘みを感じました。とは言え、我田引水にもなりがちなので、職場の同僚たちにあげて感想を聞きましたが、やはり辛味が少ないとのこと・・・。
「マルチ」の代わりに「籾殻燻炭」を敷き詰めたのですが、元肥の有機肥料と合わせて、その二点が影響したのかなと思いましたが、辛味の少ない玉葱では『ブー!』でしょうか?

ともあれ、次は自家製味噌の材料にする「大豆」に挑戦するつもりです。