海野 清

「宇野マサシ-西成、飛田界隈-」

 平成24年11月11日(日)、石笑辛一氏と有楽町で待ち合わせ。西銀座で昼食を済ませ、「宇野マサシ-西成、飛田界隈-」を開催している京橋のギャラリー『アート・紀元』へ。歩きながら、案内状にある地図を見て、腹ごなしにはちょうどいい距離だろうと思いました。
 ちょっと迷いましたが、無事、ギャラリー『アート・紀元』に“とうちゃこ~”。
入口横に迫力ある大きな絵が……「太子のドヤ」とありました。中は、こじんまりした様子のギャラリーでしたが、ガラス越しに宇野先生と奥様の小畑延子さんがいるのがわかり、急に緊張感が高まりました。
 一通り拝見してから、石笑さんは「太子の家」と題された作品の前から動かず、しばらく向きあっていました。「この絵が気に入りましたか?」「うん。赤い色の使い方が独特だね」
私はいつものように、一番欲しい絵を探していました。
「太子風景」0号キャンパス
「日本の風景じゃないみたいだね」「そうかなあー」と石笑さん。先生には申し訳ありませんがそう思いました。これが一番欲しい絵でした。180,000円『売約済み』となっていましたが……。

 ギャラリーでお茶をいただきました。
 宇野先生の新宿美術研究所の同窓生・刑部さんを紹介されました。刑部さんのお父さんは有名な画家・刑部人(おさかべ じん)、奥様は重森三玲のお孫さん、と聞いてびっくり。
またギャラリーでは宇野先生による「西成の記」というフォトエッセイ集が売られていましたので、早速買い求め、先生にサインをお願いしました。
 ギャラリー前の案内看板を前にして、石笑さんと二人で並んだところを、先生に紹介された『アート・紀元』の伊藤社長に写真を撮っていただきました。伊藤社長に「絵もどんどん撮っていいですよ」と言っていただきましたが、宇野先生がいるギャラリーのなかで、絵に向けてシャッターを押す勇気はありませんでした。

 毎日、とても忙しい日々を過ごしている勤め人、またリニューアルするのも大変、ということなど、いろいろ事情が重なり、今回の「本日休館」を“秋冬合併号”といたしました。あたらしい「本日休館」はいかがでしょうか?
 今後ともよろしくお願いします。では、また。

宇野マサシ-西成、飛田界隈-

『アート・紀元』前の案内

宇野マサシ「西成の記」

宇野マサシ「西成の記」(フォト・エッセイ)